モラハラに当たる具体的な発言の例

モラハラという言葉に注目が集まっていますが、具体的にどういった言葉がこれに当てはまるのかは、案外知られていません。
具体的に例を挙げれば、「だからお前は駄目なんだ」ということすら、モラハラに当たるとされています。
基本的に、相手の尊厳を無視して罵倒をすることは、モラルハラスメントに該当するわけです。
もちろん、相手の容姿を悪く言うことも許されませんし、体型について悪く言うことも許されません。
中にはセクハラとの線引が難しいケースもありますが、相手の心を傷つけるような発言はすべてアウトだと考えておいて問題はないでしょう。

実際に言葉を発さなくても、机を叩いて恫喝をしたり、舌打ちをしたり、睨みつけたりということもモラハラには該当するといわれています。
しかし、厳密にどのケースがアウトでどのケースがセーフなのかは、場所や状況、相手との関係によって変わってきます。
最終的に正確に結論を出したいなら、裁判所で判断をしてもらうしかなくなります。
裁判によってどの程度の精神的被害があったかを判定してもらい、責任の重さや賠償の方法なども同時に決めてもらうわけです。

結局のところ、最終的には個別具体的に判断をしていくしかないということです。
最低限のガイドラインはありますから、それに該当をしないように慎重に行動をしていくことが職場では求められています。
万が一にも自分が加害者にならないよう、言動には十分な注意が必要です。
モラハラとは何なのか会社や家庭でのモラハラについてを知ってみたり調べてみることは注意するためにも重要です。