モラハラは日常的なやり取りの中でもよく見られます。
例えば、家庭内の何気ないやり取りの中で、妻のちょっとしたミスに対して夫が大声で怒鳴ったり、人を小馬鹿にするような発言がモラハラになります。
他にも言葉に出さなくても、無言で妻に対して怒っている態度を取ったりすることで、相手に精神的な苦痛を与えるケースもあります。
こういった態度が続くと妻は萎縮してしまい、なにをするにも夫の顔色を伺うようになるのです。
嫌な気分になったら相手と話し合いをすることです。
話し合いをすることによって、相手が自分に対して傷つけていることを認識させると思いやりが育み自己中心的な部分が改善されます。
しかし、話し合いをしても状況が変化しない場合は相手との距離をとることです。
相手との距離をとることにより精神的な苦痛から解放されるので、自分を守ることができます。
そして、距離をとることによって、時間が生まれて、相手に深く考える時間を与えることが出来ます。
どうして距離を置いているのかと考えさすことによって、自分が今までやってきたことを改善しようという考えが生まれてきます。
毎日、顔を合わす夫婦の仲でも距離を置くことにより、深く相手のことを考える時間を与えることができるので、相手を思いやる気持ちが生まれてきて、尊敬の心を持つようになります。
モラハラをしている本人に自覚を持たせることにより解決に向います。
そして、行動することによって改善への道へと進むため、まず行動することを心がけてみると良いでしょう。